最近、海外の方がはじめて日本に来ました!みたいなYouTubeを観ることが多いのですが、海外の方は皆さん揃って「日本は道にごみひとつ落ちていない」だとか、「日本人は皆親切で優しい」とか、「電車の駅などで皆列を作って待っていることや降りる方を優先している所が素晴らしい」とカルチャーショックを受けられます。

「日本人は、日本語がわからない私たちの為に、ご自身も英語が苦手なのに何とかして丁寧に助けてくれようとしてくれる」とも良く聞きます。私もそれこそ6年ほど前になるのですが、京都駅で友人と待ち合わせしていた時、私の方が早く着いたので待っていると、中国人らしき叔母様2人組が私の方へ来て中国語で何か話して来たのです。(いやいや、さすがにわからんわ…。)と思っていると、今は便利な世の中です。スマホに翻訳機能があるらしく、スマホに中国語で話しかけて翻訳し、私にそのスマホを見せてきたのです。(助かった~。)と思ったのも束の間…。なぜか中国語から英語に翻訳してあったのです。(なんでやねん。誰がどう見ても日本人やろ?まぁ、体型はアメリカンですけど…?)英語もさっぱりな私は、駅員のもとへ無言で案内しました…。

また、海外の方は日本食にも感動されます。「卵を生で食べられるのは日本だけ」とか「魚がこんなに新鮮で美味しいと感じたのは初めて」「こんなに柔らかい肉を食べたのは初めて」「日本は何を食べてもおいしい」と。

我々が日頃当たり前のように感じていることは実は当たり前ではなく、恵まれたことなんだとしみじみ感じるところです。

ところで我々福祉サービスは如何でしょう。「老人ホームってこんなに素敵なところだったのか」とか、「こんなに素敵なところ、もっと早く来ればよかった」などと思っていただけるようなサービスになっているでしょうか。特養に預けるのは心が痛むとか、出来たら在宅でみてあげたいとか、まだまだ心の底から入所を望んでくださる方は少ないのかも知れません。

海外から見た日本のように、仁南会へ初めて来た人が感動出来るような施設でありたいと思います。

特養ってこんなに素晴らしいところだったのか…こんなに素敵な特養は他にはない!と思わせるのは我々です。

 

<社内報より>