今、私は困っています。仕事のことで困っています。助けて欲しいところです。

ここ数年、事務処理量が多くなっています。利用費請求、ケアプラン、カンファレンスの参加や議事録の作成、LIFEの帳票作成、管理などなど・・介護報酬改定の度に様式変更や書類の追加・・。処理が追い付かない!

これは、事務量が増えたのか?ただ単に加齢に伴う作業能率の低下なのか?・・とにかく困っています。

今回の介護報酬改定では「良質なサービスの効率的な提供に向けた働きやすい職場づくり」への取り組みが評価されることとなりました。この文言を見た瞬間「国の偉いさんは現場の苦労を分かっていない!!」と嘆いたものです。

とはいえ、やらねばなりません。仕事は待ってくれません。

私は今、処理の効率化に取り組んでいます。書類作成開始時期や記入の仕方やチェックの方法を確認。以前からの工夫を積み重ねた手順を確認。「このチェック必要?」「ここでこれをする必要ある?」的なものが散見。実際に省いてしてみると、その時必要であった事が今のやり方では意味がなかったり、やっぱり必要であったり・・しかしながら、試行錯誤をしながら少しずつ効率的に作業が出来てきていると実感しています。

ここで今回の介護報酬改定に提唱された「良質なサービスの効率的な提供に向けた働きやすい職場づくり」を改めて考えると、ケアの現場でも今までの手順を見直し改善することで、良質なケア、働きやすい職場を創ることが出来るのではないかと思いました。

「事務方が何を言っとるねん!偉そうに!」と思う方も多くいると思いますが、人材不足の昨今。介護業界の人手不足は続くと思います。大変な時代なのです。

私たちは介護・看護・栄養・介護相談のプロです。仁南会で働く以上はプロなのです。私たちが培った経験をもとに創意工夫で、ムリ・ムダ・ムラを無くし、効率よく働くことで、利用者のケアの時間や質の向上の為の時間に活かせるのではないかと思います。

一度考えてみませんか?「いつやるの?」「今でしょ!」(古)